矯正治療の歴史

歴史から知る歯列矯正

歯列不正を治す歯科の通常の矯正は、アメリカで発祥しました。

審美歯科の発想だったため、治療対象が永久歯の揃った成人に限られていました。成人の場合は、顎の骨の成長はほぼ完成しています。そのため、歯を綺麗に並べるためには歯を抜いてスペース作り出すしか治療方法がありませんでした。

日本でも、成人の方が矯正治療をする場合には固定式のワイヤーを使用していますが、それと同様の方法です。

この方法は今でも主流ですし、成人の場合には確実にきれいに治ります。

その一方、ヨーロッパでは子供の歯列不正を入れ歯のような装置を使って治療し始めた小児歯科医たちがいました。

顎の骨の成長を促して、歯を並べるスペースをつくったので、結果として歯を抜く必要が少なくなりました。

日本の歯科は主にアメリカからの影響を強く受けたため、矯正治療も成人のアメリカ式であるワイヤーを使用した治療法が主となりました。

そして、それがそのまま子供の矯正治療にも応用されたのです。その中で、ヨーロッパ式を取り入れた子供向けの治療方法が『予防矯正』です。


当院では、通常の矯正治療も行っております。しかし、子供の場合には、特別な事情がなければ、顎の骨を成長させる予防矯正を行います。

日本では近年、柔らかい食べ物が多くなったことにより、咬む力の弱い子供達が増加しています。噛む筋肉が弱いため、顎の骨の成長も不十分です。

それにより、全体の約40%の子供達が歯列不正を発症していますが、実際に矯正治療を受けているのは数%にしか過ぎません。


その理由として、ワイヤーを使用した治療法の場合には、期間が長い、見た目が気になる、費用が高額であるといった理由で治療をしていないケースが多いのです。

予防矯正治療の場合には、従来の治療法と比べて治療期間も短く、費用も安価です。また、取り外しが出来て見た目も気になりにくいという特徴があります。

そのため、当院では多くのお子さんが予防矯正を選択されています。

お子様の歯並びが気になる場合には、通常の矯正治療と予防矯正のメリットとデメリットを考えながら、その子にあった治療法を選択されることをおすすめします。

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